最新オーブンレンジ 日立のヘルシーシェフを買って使ってみた

22:41


今日は私が購入した赤いあいつ「日立 ヘルシーシェフ」についてレポートしたいと思います。

日立 ヘルシーシェフ


家電の区分:電子レンジ 
レンジ、オーブンによる焼き、過熱水蒸気による焼き蒸し、半自動のベーカリー機能
特徴:オートベーカリーで2時間で自動で食パン焼ける。嵐のCM。

使ってみてどうだった?
サンプル:2人ぐらしの共働き家庭
結論から言うと満足です。

それぞれの機能に対する感想

◎オートベーカリー

一番良く使ってます。食パンなら粉入れて設置するだけで2時間ほどで焼き上がります。時間指定OKです。これは便利。フランスパンなども途中成形が必要ですが作れます。パンをこねる音は、そこそこ騒々しいですが、ホームベーカリーよりは静かという声も。

◯オーブン

おそらくこの商品を買う人のほとんどが、パン、お菓子、オーブン料理がやりたくて買うんだと思います。よく温度が管理されていてボタン操作も便利です。熱が外にもれにくいのと、音が静かなのがとても嬉しいです。予熱も早い。

◯レンジ

電子レンジとしての機能は、ワット数と時間の指定が必要で、困ってしまいます。いいから温めてくれーとなります。オートメニューにすると、焼き蒸しにされたりして思うより時間がかかったり、ぬるかったりすることも。
蒸しの機能がいまだつかいこなせず。ぬるいのは、日立だけが重量センサーだそうで、入れ物の重さで温めが足りないことがあるとか。
一般的にオーブンレンジの強みは下ごしらえらしいのですが、あまり下ごしらえで使ったことがないのでわかりません。勘がはたらくまで使い慣れることが必要そうです。

☓トースター

だめです。オートメニューにあったトースト機能を使ったら、固いし、ぬるいし、へたります。広くて温めに弱いため。パナソニックの商品なら、トースト機能行けるそうです。トースター小さいの買っちゃった。

付属物

ミトンは愛用してます。ただ、付属の料理本がいまいち食欲を刺激しません。2品一緒につくれたり便利なのはわかるんだけど、説明書っぽいんですよね、もうちょっと私の「これおいしそう!作りたい!」にガツンときてほしい。

ヘルシーシェフの競合

きけば、オーブンレンジの買い替え周期は10年。ヘルシオ発売から10年で、今が商品買い替え戦線とのこと。各社力を入れているようです。

シャープ ヘルシオ


ウォーターオーブンの老舗。シャープが発売するまでは一般家庭用のこの機能のレンジは実績なし。ヘルシオは、ヘルシーと減る塩から。大阪府立大学との共同研究です。今年で10周年。脂分を落とすこと以外にも、塩分、ビタミン栄養価を壊すこと無くいただけるなど11項目を売りにしています。元々ウォーターレンジでしたがその後電子レンジとしての機能が加わりました。そのことから、製品紹介も、電子レンジとは別のウォーターオーブンというカテゴリがあります。

パナソニック 三つ星ビストロ


「時短でごちそう」を売りにしているビストロさん。特徴は早いことと、高火力でこんがり焼けることのようです。おそらくトーストができる唯一の機種(公式サイトにトースト可能との記述あり)カテゴリは電子レンジ。パナソニックは、エレックシリーズという安価シリーズと、ビストロの高級シリーズの2つのラインナップのようです。

東芝 石窯ドーム


石窯という名の通り、遠赤と、最大400度の過熱水蒸気が売り。ふっくらパンがやけることを売りにしております。ABCクッキングスタジオで導入されています。でもオートベーカリーはない。東芝のサイトでは、オーブンレンジの直下が機種ごとのページになっており、ブランドのプロモーションのサイトがありません・・・。なお東芝は電子レンジは販売してません。この色気のなさ。そして「おいた時のイメージがわかるARアプリ」なるものを提供しています。

こうやって比べてみると、各社のオーブンレンジの戦略、商品企画や、プロモーションに対する思いがみえてきておもしろいです。特に東芝の実直さが個人的にツボ、ユーザーと対話型の商品開発はパナソニック、商品企画は一点突破、マス広告の日立、技術先駆者のシャープっていう印象でした。

これら最新の機能の恩恵をうけるには、上位機種(10万円くらい)が必要ですが、下ごしらえなどで活用するなら3−5万の廉価版もあるので、大型家電店に行くことがあったら見てみてください!


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