今年の冬は厳しく寒い・・・そんな時に食べたくなるのがフランス地元料理のカスレ!
カスレとは
カスレとは、フランス語でcassoulet。:肉豚や鴨(骨付き)のコンフィと塩漬け:ソーセージや豚の塩漬けと、根菜香味野菜、白いんげんと一緒に煮込んでとろみを付けて、最後にパン粉をかけてオーブンで水分を飛ばしてとろとろあつあつにした料理。大雪に見舞われた週末、大阪西三荘駅にあるパナソニック本社に併設されている松下幸之助歴史館に行ってきました
外観は創業の時の建物を復元したもの。平屋日本家屋から松下電器産業ははじまります。
扇風機の羽を作りながら、はじめての電化製品は、アタッチメントプラグ。当時電力不足や家電は高価だったことから、一般家庭には電球のソケットくらいしかありませんでした。そのソケットを延長したり、二股にして他の部屋でも電気を使えるようにする。そんな工夫を凝らした商品が初めてのヒット商品となります。
その後、故障の多いラジオに憤慨した創業者は、ラジオを作ると決意。苦心の末、故障しにくいラジオの開発に成功。
その後は、会社も商品ラインナップも販路も順調に拡大。
1965年(昭和40年)製の、家具調のデザインを施したテレビ 嵯峨。昭和40年ごろからは、家電にも家具としてのデザインが施されるようになったそうです。1970年台後半からは、より若向きのデザイン カラフルさや、丸い形状などがトレンドになっていきます。そんなデザイン発展の歴史も興味深いです。家電に名前をつけるのもこのテレビ以降加速するそうです。
こちらは電子レンジ。1965年(昭和40年)に開発。今となっては当たり前に普及した電子レンジは昭和40年にはもうすでに形になっていたんですね。私はまだ生まれていません。
これは、1980年(昭和55年)に開発された、電気自転車第1号。今は子育てママの必需品となった電動アシスト自転車、昭和55年には1号が開発されていたなんてびっくりです。
その製品の歴史は日本の発展の歴史であり、会社の歴史は日本の不況や戦争を乗り越えた歴史だと感じました。
創業者自ら、必要に応じて商品開発、マーケティング、販社/営業提携を担当するといった話も展示されていました。上記は創業者がつくった広告の展示。
不況にも折れず、創業者はあらゆる工夫を尽くして困難を乗り越えていきます。その中の一つが、後の逸話で語られる、また社長職を辞任後の様々な活動でも知られるように、人としての哲学と、人の育成。
社訓や、経営方針、思想を従業員、さらには販社に伝えるための、社内報などの展示もあります。1965年(昭和40年)週休5日制をいち早く導入するなどの功績もあります。
創業者松下幸之助さんが、社長を引退したのは1961年(昭和36年)のこと。そんな前なんですね。ここに飾られている商品はそれ以降のものも多く、創業者が作った人たちが、その志を継いで新しい製品をつくり、売り続けたことが感じられます。
こちらは、1970年に開催された世界万国博覧会の松下館で埋められたタイムカプセル。2098品目が収納されています。タイムカプセルはなんと5000年間埋めておく構想なのだとか。5000年後って6970年ですね。途方も無い期間・・・。でも時々点検するらしくて、2000年に30年ぶりに掘り出して第1回めの点検がおこない、以降100年毎に点検するそうです。
個人的には2000年以降の商品や、最新テクノロジーをもっと見たかったなーとも思いますが、まあこちらは歴史館。パナソニック リビング ショールームは全国にありますからコンセプトの違いだとは思います。
あと、受付のあたりでスマホでメッセンジャーでやりとりをしていたら、「携帯電話の利用はお控えください」とかかりの方から注意されました。入り口近くのソファー付近ならかろうじて使って頂いてもいいですよとのこと。聞くと、携帯電話のカメラは利用可能なのだそうです。メッセンジャーやメール、通話はだめっぽかったです。会場内ならともかく、この意図がよくわかりませんでした。携帯作ってるし(昨年個人向けスマホは撤退されましたね)テクノロジーは禁止するよりも、むしろ積極的に活用したほうがいいのでは・・・と勝手ながら思ってしまいました。
人としての哲学も有名ですが、私は商品開発の歴史がとてもおもしろかったです。梅田から30分くらいで行ける場所ですので、大阪に寄られた時には一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
仕事で大阪に行ったついでに、研修でご一緒した皆様と大阪観光へ。
私、大阪出身なのですが、5歳までしかいなかったのでほとんど繁華街を歩いたことがなくて、20歳過ぎてから戎橋筋とか道頓堀を見に行った程度。
今回、地元に強い方に大阪らしいものがみたいとせがんだところ進められたのがこちらのコース。商人のまち大阪と、日本らしさも感じられるコースですので外国人の方の観光にもぜひ。
コース
なんば駅→道頓堀→法善寺→なんばグランド花月→千日前道具屋筋商店街→日本橋でんでんタウン→オタロード→通天閣本通り商店街→新世界→通天閣→じゃんじゃん横丁→終了詳細
1.なんば駅から戎橋/道頓堀へ
地下鉄御堂筋線なんば駅から、戎橋筋※を戎橋/道頓堀にむけて歩いてきます 戎橋/道頓堀界隈の大阪ならではの建物から大きく道にはみ出た大きな看板、立体看板などをみて歩きます
※大阪では南北縦に伸びる道を筋、東西横に伸びる道を通と言います。
お好み焼きや、たこ焼き、金龍ラーメン、おうどんなどを食べましょう!お好み焼きは、ゆかり、美津のが美味しいそうです。
今回は、千房で食べました。とんぺい焼き(卵と豚肉を焼いたもの)、お好み焼き(広島にしない)、焼きそば(大阪の焼きそばは麺が太くておいしい) がおすすめです。同じチェーンが東京にあっても、大阪で食べると生地のふわとろ感が違うきがします。
2.法善寺
法善寺横丁を入って、法善寺の水かけ不動尊(苔だらけ)をお参りしましょう。こちらの隣にある「夫婦善哉」は、小節夫婦善哉に出てくる、1人前が2つのお椀で出てくる善哉のお店。1人前800円。
しかし、この夫婦善哉、女性がだめ男に惚れて、苦労しまくる話。だめ男には惚れないと心に近い次に進みます。
3.なんばグランド花月
ラーメンやたこ焼きを横目に吉本興業の劇場 なんばグランド花月へと向かいます。建物をリニューアルしてからは、ゆるキャラ館※なるものができゆるキャラグッズも購入可能です。
※よしもとって、地域活性化のプロデュースもしてるんですよね。例えばこの茨城の「なめんなよ!茨城」キャンペーンw
4.千日前道具屋筋商店街から、でんでんタウン、オタロード
なんばグランド花月の前を過ぎて進むと、千日前道具屋筋です。こちらは、飲食店ののれんや、電飾看板、業務用の調理器具などが手に入るエリア。日本らしいおみやげ選びにも最適です。大阪らしく、たこ焼き器や、おでん鍋などが軒先に並びます。
更に進むと、家電やパソコンの大型店舗が見えてきます。こちらが大阪の秋葉原、日本橋(NIPPONBASHI) でんでんタウンです。家電から小さい部品、リサイクルショップそして、デジタルコンテンツのお店・・・。女子高生的な女の子がメイド喫茶の呼び込みする姿が見えてきたらオタロードです。
めいどりーみんとかも出店してるんですね。
こちらは地元の商店街、道具屋さんなど古いお店もあるけど、この萌えで客を呼ぼうとする姿勢。カオスです。
5.いよいよ通天閣、新世界
通天閣と新世界エリアは、1910年代(明治40年代)から開発が始まり、元々はニューヨークやパリをイメージしていたエリア。一大娯楽エリアで劇場、映画館、遊園地があったそう。交通事情や近隣には遊郭や無宿人の集まるエリアなどがあったため、1990年ごろには歓楽街としては衰退、治安もあまりよくなかったが、2000年代に再開発が始まり、昭和の風情を残すエリアとして観光に力を入れているとのこと。あやしい店は、いまやだるまなどの串かつ屋さんに代わり、子ども連れでも楽しめる観光地になっているようです。
そんな新世界は2012年に100周年を迎え、なぜかキン肉マンをキャラクターに据え100周年プロモーションを、現在2014年になっても継続中。
商店街の中心にはマッスルショップ。キン肉マンのレアグッズが買えるほか、この近辺に5体の等身大超人フィギュアがおいてあるとのこと。
マッスルショップのウォーズマン
通天閣下のロビンマスク
新世界商店街内のテリーマン
・・・もうちょっとだいじに置こうよw イルカと一緒に写ってしまうロビンや、シャッター街のなかに佇むテリー、なかなかシュールで趣があります。
新世界市場は、観光ではなく、生活関連の地元密着のお店が多いこともありシャッター閉まった店もちらほら。調べたら半数がシャッターなのだそう。そこでみたポスターがこれ。クールでしょ?調べたら電通関西支店の人が中心になって新世界市場再生プロジェクトなる活動をしていて、その中のひとつでポスターの作成と展示をやったよう。
更に奥に進むと、飲食店も多くあるじゃんじゃん横丁、2000年の再開発の際につくられたスパワールド(温泉娯楽施設)など、見どころは他にもあります。(今回は寒かったこともあり、通天閣まで行って解散しました)
いかがだったでしょうか。
ゆっくりあるいて2時間くらいのコースです。(歩くだけなら30分)
キン肉マン好きは、ぜひ新世界に行ってくださいw
ぜーはー
今、オンライン英会話初めてやってきました。
オンライン英会話市場は、先駆者で2007年からはじまったレアジョブが会員数20万人とトップを誇るものの、他の新規参入もふえている戦国時代の様子。DMM英会話は昨年2月スタートで9月時点で最速会員数1万人。そのまま伸びていれば今は2万人くらいでしょうか。
他サービスとの比較は他に任せるとして、体験コースを受けた感想をメモしておきたいと思います。
■はじまるまで
予約はサイトから。プロフィールいくつかよんでポチっとするだけです。DMM英会話は20カ国の先生がいるそうなので国で選ぶと英語で外国語を学んだりもできるかもしれませんね。
予約時に、テキストORフリートーク、文法寄りか会話寄りかなどアンケートに答えます。
skype英会話なので、事前に予約すると、数分前から講師からskypeで連絡先追加申請が来ます。これをOKします。
レッスン直前にビデオ通話がかかってくるので答えるだけ。
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skype、事前に音声チェックはしておいたからOKだったけど、ビデオ通話の受信はできたけど、ビデオ発信ができなかったため、音声だけに。表情がわかれば少しやりやすいので、ここは事前に確認しておきたいところです。あとマイク付きヘッドホンあったほう音声よさそう。
■はじまってから
私のように、久々の英会話の人は、フリートークをするなら、単語と、言うこと、相手への質問、原稿を書いたほうがよいです。ちょっとした言い回しや単語が出てこなくて詰まりました。初めてでも向いているテーマは、料理とか、好きなスポーツとか、ショッピングとか。
もしくは、マテリアル(教科書)選びましょう。だいぶ教える、教えられた感がでるものと思います。私も次のレッスンは教科書選びます。
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事前に調べるのも勉強ですよね、予習、本番、復習・・・学校時代の勉強方法考えたら同じなんですけど、てぶらで授業に行ってしまいました。不覚。
■障壁・・・
たぶん、ひさびさの英会話の人にとって、これが一番障壁ではないかと。これは勢いしかありません。心ゆくまでゴロゴロして心が満たされたら(人によるけど)、その場でパソコンの前に座り予約しましょう。DMM英会話は15分前まで予約受け付けるので、エイヤでボタン押すのに良いと思いました。
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1度やれば次からもっと気軽に予約ボタンは押せます!
次からの問題は、何をいつまでに学びたいかという目的意識とスケジュールだと思います。何を習うにしても、誰に会うにしても同じですね。
ということでひとつハードルをこえました。本を買うよりアクションを求められるのでやらざるを得ない感はあります。
受講スタイルとしては、パソコン、タブレットはもちろん、慣れてくると、電話かけるように、iphoneでskypeつないでやる人もいるとか。
こんなにぜーはーせずに、気軽にオンライン授業の普段使いできるように使い続けようと思います。7月末まで半額キャンペーンです。
こんなにぜーはーせずに、気軽にオンライン授業の普段使いできるように使い続けようと思います。7月末まで半額キャンペーンです。
最近スチームオーブンを購入、小麦粉熱が高まってきました。
最近ハマっているのは”エクレア”
エクレアは細長くて食べやすいだけではなく、作り手としても小麦の焼きあり、練り加熱あり、くわえて砂糖とチョコレートの加工ありとそのプロセスがとても楽しいスイーツです。
一度作ったのですがうまくいかず、リトライしましたので、この作り方をメモしておきます。
インド洋にあるフランス領 レユニオン島に行ってきました。
日本から16時間!遠かったけど、すばらしい旅でした。
■レユニオン島ってどこなの ill de reunion
このへんです。もともとはイギリスとフランスの手を行ったり来たりしたブルボン島。これが1814年にフランス領となり、1848年、統合を意味するレユニオンという名に変更、近隣のモーリシャスやマダガスカル、コモロは独立したのに、レユニオン島だけは独立しませんでした。
結果、今もフランス語が中心(現地の人はフランス語とアフリカ語がまざったクレオール語を話すそうですが)フランスを中心にヨーロッパから暖かい地での、ハイキングや渓谷遊び、そして海をもとめる観光客を迎える地となっています。
また、2つの2500m〜3000mの山と、3つの谷、豊かな降雨量と火山岩による緑と滝、自然あふれる大地は2010年に世界遺産に認定されました。
日本にとってのグアムやハワイのような場所といえば良いのでしょうか。
■いろんな人がいる街
とはいえ、インド洋のヨーロッパ領。その歴史は、ヨーロッパによる入植と、マダガスカル、アフリカ、インドからの移民による、コーヒーや砂糖のプランテーション。元々は奴隷制度もあったのですが、今は自由で平等。ここでは様々な人種による混血を「クレオール」と呼んでいます。町を歩いた印象はいろんな顔つき、肌の色の人が一緒にデートし、道端で井戸端会議をし、くつろいでます。ひとつの街に、教会とモスクとヒンドゥー寺院が見られます。
日本に住んでいるとこういう感覚は新鮮に感じました。いずれ日本もこうなっていくのかなと思います。
■クレオール料理、ブルボンバニラ、ついでに日本との関係
ご飯はインド洋らしいスパイシーな煮込みと、フランスらしいお肉と付け合わせのポテト的な食事が中心。クレオール料理となるのは、カレーとreigailと言われる煮込み。レユニオン島はバニラの特産地でもあります。バニラの香りをつけた鴨の煮込みや、鱈やソーセージのトマトとスパイスの煮込みを、お米や煮た豆、チリソースと一緒にいただきます。
ちなみにレユニオンはパイナップルも産地です、パイナップルとチリを砕いたものをまぜたチリソースが煮込みにあって美味しかった。
ちなみにレユニオンはパイナップルも産地です、パイナップルとチリを砕いたものをまぜたチリソースが煮込みにあって美味しかった。
このバニラ、世界のバニラ生産量は1位がインドネシア、2位がマダガスカル。元はメキシコのラン科の植物でしたが、16世紀にメキシコからその苗が盗まれ、レユニオン島にもたらされたのだそうです。そこで人工授粉方法が開発され、大量生産に成功、マダガスカルなどに広まっていったとのこと。この生産により、アイスクリームや、クリームブリュレなどの洋菓子にバニラが使われる用になったそうです。レユニオンのvanille de burbonといえば最高級バニラのブランド、たしかに市場では、てかてかの葉巻と間違うほどの太さのバニラのさやが店頭にならんでいました。
日本でみかけるバニラはマダガスカルがほとんど。でも、レユニオンのシャテル社のバニラエッセンス モンレニオンが楽天などで購入できるようです。一度試してみようと思います。
また、レユニオン島では、かつてコーヒー栽培が行われていましたが、サイクロンなどの影響で一度産業が失われました。そんな中、幻のブルボン ポワントゥが2007年に発見、復活します。それを手伝ったのが日本人、元UCC上島珈琲のコーヒーハンター川島さん。すごい人がいるんですね。
■どんな観光名所があるの
・ピトンドフルネーズ
活火山で、火口まで行くことができます。駐車場から歩いて3時間くらいかかるそうです。私が行った日は、一瞬晴れていたものの、山の麓で一面霧かかって道は殆ど見えない状態でしたが、数人のハイキング客が山に消えていきました。ここに登るまでの山道のドライブも、険しい山々、雲の上の街や、牧畜などを見ることができ心踊る風景でした。
・シラオス cilaos
3つある谷の一つ。谷の街としては温泉施設があることもあり、だいぶ大きい街です。シラオス谷を一周する道路があるのですが、ここからは山々から滴る滝をみることもでき、対岸からのシラオスの街の全景が見えます。あと、島唯一のワイン産地で、白ワイン、美味しいです。
・サラジー谷と、エルブール sarazie / hell bourg
3つある谷のうち最も滝が多いサラジー谷。滝をみたいハイキング客はこちらを選ぶようです。その上の方にあるエルブールは、19世紀のクレオール式建物が多く残る小さな町。クレオール式建物は、屋根やひさしにレースのような木製の飾りが付いていることが特徴のようです。南国におおいカラフルな色合いにくわえて、この飾りがかわいい!
サラジーの滝は、ハイキングでいけるほか、ヘリコプターツアーで雨季でなければ見に行くことができます。雨季は1−3月くらいのようで、私の行った時は天候不順で見れませんでした、残念。
■いろんな街
・サン・ドニ st dennis
大学やホテル、店(特に服屋が多い!)が多く、都会らしく人が多いエリアです。入江に公園があり、険しい山と入江に向けて設置された砲台を見ることができます。
・サン・ジル・レ・バン saint gille de le bans
火山島 唯一の砂浜でリゾート地です。近郊にリゾートホテルが立ち並び、船着場や水族館などの施設もそろっています。個人的には、こちらの市場が小さいながら食べ物から洋服、おみやげまで揃っていて一番気に入っています。
・サン・ピエール saint pierre
南の大都市です。海岸沿いはバーやレストランも多く、土日は地元の人たちが海水浴を楽しんでいて、賑わっています。こちらは遠浅の海で、遠くのサンゴ礁の切れ目で波がおこっている海です。夕日も綺麗でした。
日本から16時間!遠かったけど、すばらしい旅でした。