大分旅行記(4) 臼杵市の城下町を歩く
8:00大分旅行に行ってきました。
今日は、豊後の国、臼杵藩の城下町散策の話を。
■臼杵とは
大分から車で1時間ほど南下したところにあります。
戦国時代にキリシタン大名の大友宗麟が城を築き、その後豊臣の時代は太田氏、江戸時代には15代にわたって稲葉氏によって当地された臼杵藩、臼杵城のエリアです。
町は小さいながらも、昔を偲ぶ街並みが残っています。
■臼杵城下街
小さいながらも、昔ながらの建物を見ることができます。平日だったこともあり、あまり人出もなく、しずかに歴史を思い散策することができます。歩いて90分あれば一回りできます。
■名所
- 臼杵城跡
- 公園になっています
右手に見える建物が現存建物の畳櫓
- 稲葉氏の下屋敷
- 廃城になった後、稲葉氏は東京に移り住みます。地元でも事業をしていた稲葉氏が臼杵に戻った折に寝泊まりしていたお家です。明治以降の建物ですが、江戸時代らしい武家造が特徴。
入り口周辺の、鯉の泳ぐ水路が涼しげ
書院からは庭が望める
隣の茶処でお茶を頼むと、好きなところで飲んでいいらしい!
- 二王座歴史の道
- 江戸時代の商家や、寺院が並んでいたエリア。古い街並みがのこっており、建物にはその由来などが記された看板が立っています。中には臼杵の街に入ってくる際、防衛に使われた切通なども見ることができます。※切通 崖に挟まれた狭い道。
大友時代の修道院を模した施設サ−ラデ・うすき
写真にはないけど様々な宗派のお寺が並ぶ
このエリアの中核にあった旧真光寺は今は休憩所
2階から道を見渡せるらしい
- 龍原寺 三重塔
- 九州に2つしかない、江戸時代の木造三重塔
- 中央通り商店街
- 古くからの醤油屋や味噌屋などものきを連ねています。
カニ醤油
■全体の地図
車でくれば、近くの臼杵石仏(平安から鎌倉時代にかけての断崖に掘られた石仏群。国宝)などを見に行くのも良さそうです。このエリアは、北上した国東半島にかけて、こういった断崖に掘られた石仏がいくつもあるそうです。
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