コシノジュンコさんにコミュニケーションついて聞く、状況判断力とは?
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年末、コシノジュンコさんのお話されるトークショーへ、その後の懇親タイムで、お写真をご一緒させていただくか質問するか悩んだ末、質問することに。コミュニケーションのこれからについて伺いました。
■プロフィール
コシノジュンコさんは、19歳《今でも最年少受賞》装苑賞を受賞。その後もそのデザインで、服だけではなく舞台衣装をデザインしたり、美術館や、新興国など、新しい場所でファッションショーを実施。世界中で新しい文化を作り出しているデザイナーさんです。
私が今回ビックリしたのが、ファッション業界のない国で外国人デザイナーとしてはじめてショーをした国がいくつもあるということ。
1985年には北京で、1990年にはベトナムで、1996年にはキューバで。1985年の北京のショーでは、その場に集まった人たちがその後なんらかファッションに関わる仕事につくことになる・・・というエポックメイキングなショーだったそうです。
きれいだったのでショーの動画を
こちらはシンガポールで2013年のコレクション
■コミュニケーションについて
コミュニケーションはこれからどう変わりますか?
コミュニケーションは、相手あってのこと。まずは始めることね。ちょっとしたことでコミュニケーションは始まるのよ、この服素敵ですね、とか。
そのあと大事なのは、センスなの。
センスとは状況判断力。
ちゃんと相手を見て、話をする。ひらめきだけではない。これは言葉に表すのは難しい。そこからの付き合いは変わっていくわね。
《というようなお話でした。記憶によるため多少異なるところあり》
■お話をきいて
ここからは私がその後考えたことです。
状況判断力とは?改めて考えてみました。
・状況判断力とは
サイバーエージェントの藤田社長は
麻雀により鍛えられたものの一つに状況判断力を上げており
日々変わる環境に対し、自分の置かれている状況を把握し「持っている経営資源を、どのタイミングで投資するか」を決めることだと書いています。
・状況判断力を鍛えるには
サッカーにおける瞬間的な判断力=直感力を鍛える話も面白いです。
サッカーに限らず、判断力を司るのは脳の前頭葉の機能。
前頭葉のネットワークを鍛えるには、こうすると感じがいい、という感触を繰り返し得ておくとよいのだとか。
そのためには、普段から「この場合はこうしてみよう」「ここはこう動こう」と意識して行動したり、振り返りノートをつけて「ここはこう良かった」とパターンを意識的に覚えるのが効果的なのだそう。
早速今日から自分の「いい感じ」をメモしたいと思います。
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