奈良旅行記(2) 古い日本の町並み ならまちをのんびり歩く
23:47- まとめ
- 奈良観光でお寺に飽きたら、ならまち散策がおすすめ
- こげ茶色の建物、素朴な調度品や装飾がたまらない
- 春日大社を見たあと徒歩でいけて半日あれば十分楽しめます
2014年12月に出かけた奈良マラソン。私が出場したのは10kmなので午前中で終わり。午後は、私の好きな、日本家屋の残る街並み、ならまちエリアを散策をご紹介します。
■ならまちとは
しかまろくんの案内する公式ページ奈良市観光協会公式ページ のなかに特集 ようこそならまちへ
Naverまとめのこちらのページがよくまとまってます。
ぶらり古都巡り〜奈良町散策のススメ〜
■今回の流れ
■近鉄奈良駅→■小西さくら通り→■もちいどのセンター街、御門商店街→■ならまち格子の家→■ならまち振興館→■御霊神社→■元興寺→■十輪院→■今西家書院→■名勝大乗院庭園・奈良ホテル■では出発
・近鉄奈良駅→小西さくら通りの商店街
中川政七商店のコンセプトショップ 日本市
若者向けの生活雑貨のほか、ブティックのようなおしゃれな奈良グッズを売っている店も。こちらは中川政七商店さんは1716年創業の奈良の麻織物やさん、最近は工芸品のSPA※にも力を入れているそうで店内には手ぬぐい、陶器、置物、奈良漬け・・・おしゃれでセンスのよいおみやげならこの辺りで!
※自社でリスクを負って商品企画、生産から販売までを一貫して行う形態の小売業
・もちいどのセンター街、御門商店街
中谷堂のもちと店頭
下御門商店街
更に進むと地元の商店街。料理道具や、のれんなどの日本風の生活雑貨が買えます。
・ならまち格子の家→ならまち振興館
格子の家:奥座敷に通じる中庭
格子の家:鹿のふすまといろり、花
格子の家:階段箪笥
格子の家:内側から外を望む のんびり見ていたい
・御霊神社
御霊神社:入口
まっかな鳥居が映えます。縁結びの神様なのだそうです。御霊神社のちかくに、蚊帳で有名な吉田蚊帳や、落雁やお菓子が有名な砂糖傅増田商店がありますので奈良らしいおみやげを買うなら立ち寄ると良いと思います。
・元興寺
元興寺:右手の建物が本堂裏。
奈良飛鳥時代の古瓦も使われている
元興寺:石仏群
6世紀に蘇我馬子が開いた法興寺が平城京遷都の際に移ってきたのが元興寺の始まり。国宝で、世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつ。本堂は、ぐるっと一周してお参りするスタイル、暗がりに浮かぶ仏像は厳かで迫力があります。上の写真の右の三角屋根の瓦の一部は、奈良飛鳥時代の古瓦なのだそうです。
・十輪院→今西家書院
今西家書院:書院から庭を眺める
今西家書院:主人の部屋の床の間
今西家書院:入り口を裏から望む
今西清兵衛商店:春鹿など日本酒の利酒が楽しめる
写真は今西家書院の写真。重要文化財です。室町時代の書院造りの建物です。好きなお部屋で庭を眺めるのもよし、喫茶室があるので飲み物とお食事ができます。
そしてこの通りには、日本酒の春鹿をつくる今西清兵衛商店の酒蔵があり、1000円くらいで利酒をさせてくれます。・・・って今西?この今西家書院、大正13年に今西家が買い取ったものなので春鹿とオーナーは同じなのです。
・名勝大乗院庭園
大乗院庭園:施設入り口から望む
大乗院庭園:奈良ホテル側 裏から望む
11世紀に作られたお庭。銀閣寺の庭師善阿弥が改築し、南都随一の美しいお庭として有名に。明治時代の廃仏毀釈により廃寺になってからは庭として管理されていませんでしたが、以降ナショナルトラストにより復元、国の名勝となりました。
この丁度裏にあるのが「奈良ホテル」こちらも1909年創立の100年ホテル。時間があれば足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
もう少し時間があれば、お食事やカフェなど。このエリア道が入り組んでいるのと、古いお家でカフェをしていたりで見つけにくいので事前に調べて行ったほうがよさそうです。ならまちカフェマップ
このコースでざっとみて4時間くらいでまわれます。京都から1時間ほど。人混みをさけ、奈良のこの素朴な空気をぜひ味わってください。
午前中のマラソンレポートはこちら
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