クリエイターの地方移住はもっと増える? 大分のd-torsoのケース
21:57- まとめ
- 大分旅行で、よくダンボールの飾りd-torsoを見かけた
- 作者は大分県国東市出身で4年前国東市の廃校に移転
- 移転を機にクリエイティブと効率を追求し週3スタイルに
■d-torsoとは
d-torsoサイト、干支の羊
http://www.d-torso.jp/animal/eto1/sheep/
d-torsoとは、ダンボールで構造的につくられた置物です。レーザーカッターで切り抜きやすくなったダンボールが袋に入って売られています。
買ったら、ダンボールからパーツを切り出して、組み立てて完成させます。東急ハンズとかで見たことがあるかもしれません
■この作品が生まれた経緯
大分空港の展示
元々は、ファッションショーで、マネキン代わりとして開発されたものがはじまりのようです。
現在は、ディズニーやムーミンとのコラボも。動物の形もとても和みます。
■新しい働き方も実践
オフィスのある国東の廃校
http://www.d-torso.jp/kunisaki.html
アキ工作社の代表の松岡さんは、元々大分県出身。国や大分の展覧会や受賞歴などがあり関係は深いようです。さらには、4年前に大分県の国東半島の廃校をオフィスにしたとのこと。その折、週3勤務を導入し、残りの日々は自然を楽しんでいるそうです。それを「国東時間」と名づけ、クリエイティブかつ効率的な仕事を追求しているそうです。
この国東半島は、リアス式海岸の海に囲まれた山々の半島。大分は八幡神社の総本山、宇佐神宮があり神道のエリアですが、これが奈良・平安時代に仏教と融合し、仏教文化が栄えました。そのためこの山々にも、数々のお寺や、崖に掘られた石仏が残っています。日本の秘境100選にも選ばれているとのこと。
最近は、廃校をシェアオフィスや、イベントスペース、観光スポットにする動きもよく聞きます。クリエイターの地元回帰、地方移住はまだまだ増えそうですね。
またアーティストのライフスタイルにも共感、あこがれをもち、ファンが作品の購買を通じて応援し続けるいうスタイルも増えそうだと思いました。
もちろん、d-torsoも、通販サイトになってますので、気になった方はぜひ買ってみてください。
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